3年間
「3年前の11月は何をしていただろうか。」
「3」というテーマで記事を書くことにして真っ先に思い浮かんだことだった。
カレンダーを振り返ってみた。3年前は2022年11月。すっからかんだった。
「あ、前職のデータ、辞めたから消えたんだっけ。」となった。
脳裏を振り返ると、この3年での変化が大きすぎる。そう思えてくる3年間だった。
改めて3年前の11月は何をしていたかというと、前職の仕事を休職することになった頃だった。「抑うつ状態」と診断された私は3か月の休職をした。
その後復職はできたものの長く続かず、「うつ病」と診断され、8か月後には再び休職していた。
2度目の休職は長かった。延長に延長を重ねて気が付けば2024年8月。とうとう退職することにした。
次のステージとして私は通学を選んだ。働く元気はないけれど、学ぶことはできないだろうかと。
選んだのは日本語教師の養成学校だった。大学は情報系の学部を卒業しておいて、何でそうなるのかって思われるかもしれない。でも私からすると普通の選択肢である。同級生には留学生も多かった。留学生向けの日本語の授業でチューターをしていたこともあるし。
というわけで、1年以上かけて養成学校に通い、今年2025年の10月から晴れて日本語教師デビューを果たした。
国家資格も取らねばならぬと思い、今月の2日に日本語教員試験を受けてきた。
結果が出るのは12月半ば。受かっていることを全力で願う。
「次の3年間は何が待っているのだろうか。」ふと、そんなことも思った。

捺稀(なつき)と申します。親から授かりし本名です。
好奇心の赴くままに生きているその辺の日本語教師です。映像身体学部ではなく、INIAD(東洋大学情報連携学部)出身です。
kikusukuを通じて、好きなもの・こと・人の繋がりを広げていけたら良いなと思っています。よろしくお願いします!










