はじめまして。(あだち)

はじめまして。あだちです。

せっかくライターになるんだったら何かペンネームを考えようかなと思ったんですけど、結局いいのが思いつかなかったり、恥ずかしかったりで辞めました。「ペンネーム つけ方」で検索しちゃうくらいには変に真面目なところがあります。でも、夏休みの宿題は一度も全部出せたことがないし、年に20回は遅刻してるし、授業も半分くらい寝てるけど、別に悪くないと思ってるくらいには不真面目です。でも僕が書く記事はだいたい大真面目になると思います。だから今回も大真面目に自己紹介していきます。


僕は東京都の小平市で生まれました。生まれてから今までずっと小平に住んでいます。自然が豊かな素敵な街です。




子どもの頃はレゴに熱中していました。クリスマスプレゼントにもらうのは全部レゴ。サンタからのプレゼントは、レゴ以外のものをもらっていた記憶がないです。もらったお年玉も全部レゴにつぎ込みました。我が家には今も数十キロ(測定不能)というレゴが置いてあります。そのおかげか、内向的で一人でじっくり考えるのが好きなタイプの人間に育ちました。




中学生になって、クラスや部活での人間関係が嫌になり、学校をサボりがちになる時期がありました。そんな時に、家にたまたまDVDがあったバックトゥーザフューチャーとスターウォーズを観たことがきっかけで、映画が好きになりました。映画は、当時僕の目の前にあった現実とは違う世界を見せてくれてくれました。映画のおかげで退屈な日常、クソな現実から逃避することができました。当時と今では大分映画の趣味や見方は変わりましたが、この出会いは僕の人生の中でも重要な出来事の一つだったと思います。そして次第に「映画を作りたい」という思いも募ってきました。はじめはレゴでコマ撮りアニメーションを撮るところから始めました。それが中学2年生の時です。




高校も映画製作に力をいれている映画研究部のある高校を選びました。映画研究部にはフィクションの作品を作るドラマ制作部門とドキュメンタリー制作部門があり、もちろんはじめはフィクションの作品を作るつもりで入部しました。しかし、ここで僕の不真面目でいい加減なところが出てしまったのか、特に部員として精力的に活動をすることはなく気づいたら2年生の夏になっていました。同期や後輩部員が頑張っている中で部室で油を売っていただけの僕はさすがに焦りを感じ、当時、自分の代には誰もいなかったドキュメンタリー制作部門に、渋々入ることを決めました。結果的には高校、大学を通じてドキュメンタリー制作をやっていくことになりますから、これも運命だなと感じています。

(高校生の頃、初めて制作したドキュメンタリー↑)

いざドキュメンタリー制作をやってみると、とても面白く、充実感を得ることができました。ドキュメンタリー制作で僕が特に魅力に感じたことは、カメラを持つことで自分が知らない世界に入っていき、様々な人のお話を聞くことができる点です。市役所の職員の方や、大学教授、ラジオ局のディレクターや市民運動を行う方など(書ききれない!)様々な人からお話を聞くことで、普通の高校生では見ることができない世界を見させてもらったと思います。こういった体験を通して、自分が普段見ている日常の外には、どんな世界があるのか、どんな人がどんな考えをもって、どのように日々を送っているのかについて興味を持ち、理解したいと思うようになりました。これを僕は、広い意味での「他者理解」の欲望であると思っています。

こうして僕は映像制作にこだわらずとも、社会学や人類学などのアカデミックな研究の方にも興味が湧くようになりました。大学4年の時には在日コリアンの若者を取材して卒業論文を書きました。これがまた鮮烈な体験で、いかに社会的マイノリティの存在が見えていないかということに気づかされました。卒業論文の制作の時に感じたこと、考えたことについてまだまだ深めたいと思い、就職活動もしていたのですが最終的に進学を決めました。来年からは大学院に進学し、文化人類学を学んでいく予定です。




以上が僕の生い立ちから現在に至るまでになります。

僕の得意分野は映画、社会、哲学、マイノリティなどになると思います。このサイトでは主に、学生として人文社会科学を学ぶ中で考えたことを記事にしていきたいと思います。真面目で硬派な文章になると思いますが、どうかしばしお付き合い頂けたらうれしいです。

あだち

こんにちは。Kikusukuライターのあだちです。豚バラの入った肉うどんが好きです。これから文化人類学を専攻してフィールドワークをやる予定です。アウェーな環境にずかずか入り込んでいくのが多分得意。

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