冷めないで
夏の暑さとクーラーによる冷えにようやく身体が慣れてきた今日この頃。
ぬるめのシャワーを浴びながら"熱"から始まる連想ゲームをしていた時に
「熱いってことは、いずれ冷めるよな」と当たり前のことをぼんやりと考えていた。
私にはほぼ常に”熱い”何かしらがある。
その対象は様々だけれど、エンタメコンテンツであることが多い。
一度熱いモードに入ると、時間も心も脳も全てをそれに費やしたいほどに熱狂してしまう。
でも、そういう類の熱さもいつかは冷めていく。
それを知っているからか、熱さの渦中にいる時に
「この熱さもいつか終わるんだよなあ」と寂しくなることがある。
きっと熱さを持続できるほどの燃料は人間には備わっていなくて、緩やかに冷めていくものなんだろう。
でも、完全に冷えきるわけでもなくて、ぬるくなる。
平温は保てる。そこは救い。
そこからまた加熱することはあって、でもやっぱりその熱さはゆるやかに冷めていく。
熱くなって、冷めて、また熱くなって......
何度も繰り返してきたから、最近はそういうもんなんだなと割り切れるようになってきた。
だからこそ私は、クラクラしてしまうほどの熱い時期を大事にしたい。
その熱さがずっと続くものではないと分かっているからこそ、ちゃんとこの身をもって感じて、覚えておこうって思う。
友人の熱い話を聞くのも好き。
ゲーム、食べ物、恋、推し、キャラクター……十人十色の"熱い"がある。
その話をしている友人からは、本当に熱が発されている気がする。
熱ければ熱いほど、こちらにまでその温度が伝わってくる。
これを読んでくれてる人たちの"熱い"も聞きたいな。
最後に今、私の熱いものをご紹介。
kikusukuライターの「こんぶ」です。アイドルとドラマとお酒を飲むことが好き。ラジオもよく聞く。好きが多すぎて、毎日忙しなく生きてます。