【みんなの11/3】ひなた
written by...
kikusuku編集長のひなたです。演劇とテレビドラマと甘いものと寝ることが好き。立教大学大学院 現代心理学研究科・映像身体学専攻・博士前期課程修了。
2023.11.03
今日は、kikusukuのサイトオープンから1年の日。文化の日をオープン日にしたのは、我ながら良いチョイスだったなあと思う。
そんな今日は珍しく早起きの日。近所で開催されるお祭りにて、出店を手伝うことになっているからだ。
7時16分。
この写真を撮った時間。よく晴れた気持ちの良い青空。これは、kikusukuのインスタ限定企画「1ヶ月前の日記」用に撮った写真だ。私が今日担当になったのは偶々だけれど、なんだか嬉しい。空の写真が好きだ。空を眺めるのも好き。雲一つない青空より、少し雲があるくらいがもっと好き。
この「文化の日」に、ある人は映画を観て、つけ麺に舌鼓を打ち、ある人は演劇の稽古をしていて、ある人はひたすら寝ていたり、またある人は友人と何か新しいことを企てていたりするわけだけれど、私はと言えば、出店でひたすら働いていた。
「文化」ってなんだろう。映画も演劇も、食事も睡眠も人とのつながりも、そしてお祭りも、全部「文化」のような気がする。そう思うと、文化ってすごく素敵で、豊かで、愛おしいものだ。
なんて、考える暇は微塵もないほどお店は大忙し。渦巻きのようなポテトを売った。名前はトルネードポテトなのか、はたまたハリケーンポテトなのか、そこにいる誰一人最後まで定まらなかったのが可笑しい。お客さんも戸惑いながら注文していて、でも何故か、それくらいが丁度良い気がした。ポテトを受け取る時は、みんな揃って良い顔をしていた。特に子どもの弾けるような笑顔は忘れられない。食べ物の力って偉大だ。
お祭りの会場は、色々な食べ物からハンドメイド雑貨、ライブステージと大盛況。地域を盛り上げようという「文化」が、沢山の人の笑顔をつくるのだなあとほっこりする。
そんな物思いに耽る余裕が出てきたのは黄昏、帰り道のことで、お裾分けしてもらった余りのおいも(大量)が腕に重くのしかかっていた。さあ、これで何を作ろうか。心地良い疲労感と共に、新しい楽しみを持ち帰ったのだった。
料理も毎日の義務じゃなくて、文化として楽しめたら最高だよなあ。きっと毎日は「文化の日」にできるはずなのだ。というわけで、まずは。
待ってろよ〜、おふとん!!!