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「かたちを持たない私と、」#2

朝、ベッドの上。
ああ、身体が重い。頭も痛い。
スマホのアラームが鳴るのはもう3回目くらいだろうか。
……今日こそは早起きしようと思ったのに。
私は手探りでスマホを見つけ出して、残りのアラームを全てオフにした。

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いつでもなにかが満たされていないわたしたちへ。

マモルです。 わたしは今年大学を卒業し、 映像制作会社で働いている社会人1年生です。 社会人になって、 最近、普遍的に人ってこうなんじゃないか? と思うことがあります。 それは 「誰しもが今いる自分に満足できていない」 […]

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塗り替えていくこと

出会った頃はあんなに良かった気がするのに。 記憶が何度も塗り替わった先でカピカピになってしまって、うまく思い出せない。 どうでもいいことのように思えてきたりもする。 塗り替えられた層の下の下。 あれは確かにあったのか? […]

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「かたちを持たない私と、」#1

私は、一体何と、誰と「ともに」生きているだろうか。私は、本当にたくさんの物や人たちとともに生きている。例えば、さっき食べたお米。そのお米を作った農家さん。お米を運搬してくれた配送業の人、スーパーの人……。「人は一人では生きられない」なんて言うけれど、本当にその通りだ。私は私の知らない無数の物や人のお陰で生きている。
でもなんだか、実感は湧きづらい。もっと近くで「ともに」生きているものは?

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祖母と電話でおしゃべりしました。

先日、祖母と電話でおしゃべりしました。

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