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極彩色の痛み

魚交です。

こうしてキーボードを叩くのは1年と少しぶりでしょうか。きっと僕のことを知らない人もたくさんいると思います。
なんならそういう人の方が多いと思います。なので自己紹介をもう一度。

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宙に舞う、その前に

 いま、私の心のほとんどが、雨に対する苛立ちで埋め尽くされている。  記念すべき1つ目の記事をこんなマイナスな言葉で始めるのはどうかと思うが、今はどうしたって雨が嫌いだ!!という感情しか湧かない。  今日は雨のせいで乗る […]

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マモルです。自己照会。

「なぁなぁ、お前マモルの事どう思う?」 「おぉーなんだよビビったわ〜」 「てかそもそもマモルって知ってる?」 「いやそれは知ってるよ、映像身体学科に所属してたやつっしょ?」 「そう」 「で、結構活発に映像作品とか作ってた […]

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異国情緒、私の風景

 この皮膚のどこを切り出したら、あなたに私のことを紹介できるだろうか。  私に宿る数多の手触り、境目のない体温からまずどれかひとつを選び取って初対面のあなたに手渡さなければならない、その瞬間にいつまで経っても緊張する。緩 […]

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映画
ボーイ・ミーツ・ガールに身を預けて

幼稚園生の時に『マスク』と『デイ・アフター・トゥモロー』を観させられて私の映画人生は始まったと思う。小学生の頃は『20世紀少年』をレイトショーで友達とノリで観に行って忍者ハットリくんのお面がトラウマになった。中学時代に『フューリー』を観て初めて映画で泣いた記憶がある。高校生になり『イエスマン』の主人公は『マスク』のあいつだったのかと驚嘆し、楽しみ方の幅が広がった。大学1年で『8 1/2』と『穴(※1)』に衝撃を受けてそれから手あたり次第、という流れで数年経った。

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