或る夏の話。それは、或るおんなのこの話。
2022-12-13
〜舞台『夏の砂の上』を観て〜 優子のような人物に必ず憧れてしまう。 わたしのなりたい“特別なおんなのこ”がそこにいた。 幕が上がると、そこには茹だるような暑さの長崎。 田中圭さん演じる小浦治と、西田尚美さん演じる妻の恵子 […]
「かたちを持たない私と、」<終>
2022-11-29
「ここにいない人と踊ってみませんか」とあるワークショップ。ふいに私の前に投げかけられたその言葉は、驚くほどすんなりと私の身体の内に入ってきた。
ここにいない人と踊る。
そんなこと、本当にできるのだろうか?***私が「ここにいない人」と聞いてすぐに思い浮かべたのは、死者の存在だった。